創業者の実体験から生まれた開発ストーリー、SNSで話題に
精製水の代わりに97%のヒノキ水…敏感肌に合わせた処方
プレミアムKビューティーオンラインショップFASFASと共に、欧州・中東へ拡大
敏感肌向けKビューティーブランド 「アガ31℃(AGA31℃)」 が、プレミアムKビューティーオンラインショップ 「FASFAS(ファスファス)」 と提携し、欧州や中東などへとグローバルな展開を広げている。
「アガ31℃」の開発ストーリーは、単なる商品開発にとどまらず、創業者自身の実体験から始まった。創業者は思春期に重度のニキビに悩まされ、その後、自分の子どもだけは健康な肌で成長してほしいという強い願いを抱くようになった。
2016年、第一子の誕生をきっかけに「赤ちゃんのための純粋な化粧品を自ら作りたい」と決心し、その思いは 「アガ31℃」 というブランドとして世に出た。このエピソードは子育て中の親たちに強く共感を呼び、広く知られるようになった。
「アガ31℃」は精製水の代わりに最大97%までヒノキ水(Chamaecyparis obtusa water) を配合する処方を貫いている。ヒノキ水は多数の学術研究で抗炎症・抗菌・抗アレルギー効果が実証されており、肌の鎮静や免疫力回復に有効とされている。
実際、2018年に韓国・全羅南道長城の研究ではヒノキ抽出物が炎症性メディエーターの抑制効果を示し、2023年には紫外線によるコラーゲン損失を減らし、肌の老化を抑制する結果も報告された。
こうした科学的根拠は、「アガ31℃」の核心哲学と直結している。皮膚温度が比較的高い赤ちゃんに多い乳児湿疹・発疹・アトピー・かゆみなどの問題を軽減するため、ブランドは肌を最も安定した状態に保つことができる温度、31℃ に注目したのだ。
一方、FASFAS は韓国のハイエンドKビューティー・Kファッションブランドのみを厳選して紹介するショールーム兼グローバルプラットフォームとして注目を集めている。単なる越境ECを超え、欧州・東南アジア・CIS・インドネシアなど関税障壁が低い市場を中心にB2Cオンラインプラットフォームを展開し、さらに欧州の約1000店舗を拠点としたB2B流通網 も包括している。
FASFAS代表 ジェイソン・リー氏 は次のように語った。
「赤ちゃんのための最初の化粧品として始まったブランドが、今では世界の消費者の“ママ心”をつかむKビューティーの輸出成功事例に成長しました。ヒノキ水、すなわち“Kウォーター”の力で、FASFASと共に世界市場に健康なスキンケア文化とKビューティーの成長を広めていきたいと思います。」
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