9月13日にKINTEXで開催された「K-Beauty Expo Korea 2025」の成功

「K-ビューティーの輸出がサウジアラビア、メキシコ、ロシア、トルコへと多様化し、現在では世界規模に拡大していることを確認する機会となりました」と、韓国イルサンのKINTEXで9月13日に開催された「K-Beauty Expo Korea 2025」を訪問した後、プレミアムオンラインプラットフォームのFASFASは述べました。FASFASによると、この輸出市場の多様化は、最近の米国の関税障壁強化と重なり、新たな拡大の展望を開くため、なお一層励みになるとのことです。
主催者によると、今年の開催では70か国から約12,000人のバイヤーや業界関係者が参加し、前年に比べ約15％の増加となりました。
サウジアラビア、トルコ、ロシア、モンゴルは戦略的市場として特に活発でしたが、メキシコを含むラテンアメリカからも好意的な兆候が見られました。一部のバイヤーは単なる面談を超え、その場で直接注文（「ウォーキングオーダー」）を行い、具体的な商業成果を確認しました。
展示ホールでは、Aroda社の「Heart to Love」やMAKESOULなど、韓国の若いメイクアップブランドが際立っていました。長らくスキンケアが主流と見なされてきたKビューティーは、これら独立ブランドのおかげで、メイクアップ分野でも世界のバイヤーを魅了できることを示しました。FASFASによれば、これは韓国がスキンケアだけでなくメイクアップの世界的トレンドにも影響を与えられることを証明しています。
スキンケア分野では、ブースターショット（高濃度アンプル）タイプの製品が広く紹介されました。迅速かつ目に見える効果を求める需要の高まりに応え、これらの製品は効果と機能性を重視する市場で戦略的成長の原動力となると業界専門家は述べています。
FASFASは、プレミアムKビューティーとKファッションの主要プラットフォームとして位置づけられ、単なるオンライン販売サイトとは異なり国際ネットワークを活用しています。最近、同社はパートナーブランドの「ルックブック」を世界中の1,000人以上のB2Bバイヤーに送付し、すでに実際の注文につながっています。
FASFASのジェイソン代表取締役は次のように強調しました：「中東の一部バイヤーは依然として価格中心の流通戦略を優先しています。これは韓国企業がブランドのプレミアム価値を守ろうとする上での課題です。価格競争に陥るのを避け、各ブランド固有の哲学、品質、アイデンティティを前面に出すべきです。」
彼は次のように付け加えました：「Kビューティーはもはや単一市場に限定されておらず、中東、ロシア、ラテンアメリカで同時に展開しています。1,000人以上の国際B2Bバイヤーネットワークを活用し、FASFASは韓国ブランドが単なる価格競争ではなく、ブランディング、品質、ストーリー戦略を重視し、世界市場で持続可能な成長を実現できるよう支援します。」